禁断症状
真っ黒な毛並みがとても綺麗だよ 手入れの行き届いた長い爪
喉が渇いてたまらなくなる時なんて たぶん一度もなかっただろう
飼いならされ鳴けばいつも 満たされるまで与えられて
そんな美しい君には 重い鎖が絡まっていた
身体を開いて僕にもとに駆けておいで
きっと本当の自分が見つかるから
心を開いて夢を見ながら翔んでおいで
きっとここに自由が見つかるから
金色の砂に身を埋めていても 指先まで凍えていた
なめらかに彩られた唇さえも震えていた
禁断症状に狂い出したら 跡がつくほど縛り上げてあげるから
身体を開いて僕にもとに駆けておいで
きっと本当の自分が見つかるから
心を開いて夢を見ながら翔んでおいで
きっとここに自由が見つかるから
きっとここに自由という名の楽園があるから

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学
- 2006/05/09(火) 18:14:34|
- 妄想
-
| トラックバック:0
-
| コメント:4
schizophrenia〜統合失調〜
締め切った遮光カーテン
無機質な味が 口の中に広がる
頭の中に響く 誰かの声が命令する
被害妄想・・・・?
記憶のない昨日の数時間 僕は誰?
現実と夢の狭間で立ち尽くしていた
永遠に癒されることはないと
空虚な空間と 非生産的な毎日
ひざを抱えていた僕は 君の優しい笑顔が まぶしかった
僕が出会ったのは 天使なのかな?
君の声が僕の心に波紋をおこして 光の差す方向が見えた
君がさしのべてくれた手のひらは 温かかった
僕が出会ったのは 天使なのかな?

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学
- 2006/04/21(金) 00:29:41|
- 妄想
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
少年
触るならいじらしく 嘘つくなら優しく 愛するなら儚く
奪うなら激しく 誘うならあざとく 裏切るなら鮮やかに
君の目に映る私が本物だと 信じて疑わない
汚れが無い無垢な翼が 折れる音を悦びにして
濁った重い雲が 世界を覆いつくして 浅葱色の空は遠い
緩やかなスロープの先には 終わりの見えない深い壁
気づかずに登ってゆく 堕ちないなんて根拠の無い自信
君はもう翔べないよ 堅いアスファルトでも歩くしかない
綺麗な景色しか知らないなんて 許さないから
天使で居られなくなったら 傍で泣いてあげる

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学
- 2006/04/15(土) 19:38:53|
- 妄想
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0