独り言
乾いた落ち葉が音を立てて 木枯らしに舞っている
空を覆いつくした厚い雲は どんな雪を降らそうか迷ってる
高いヒールのブーツに 痩せた猫がじゃれついてきて
振り払って歩けなかった 君も私もひとりぼっち
暖かな部屋が恋しいよね
遠い遠い空の下に生きてる あなたの声が聞きたい
ほんのちいさな囁きでいい
遠い遠い空の下に生きてる あなたの声が聞きたい
たった一言「おやすみ」でいい
叶わない願い
今夜はこの猫の名前を 考えながら眠ろう

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学
- 2006/05/24(水) 14:06:07|
- 恋愛
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サクラ
ずっと消えないその傷跡に 口づけを 癒しの口づけを
桜散る夜更けに 出会った君
花びらのように 泣いていたね
夜桜のように 綺麗だったよ
わけも聞けなくて うつむいた
”冬を越した数だけ 鮮やかになるの”と
今夜の花は 周りの空気まで染めて
切なくなるのは 僕だけなのかな・・・?
サクラ 夜に色づいて
サクラ 闇の中 ほのかに

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学
- 2006/05/13(土) 14:52:20|
- 夜
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禁断症状
真っ黒な毛並みがとても綺麗だよ 手入れの行き届いた長い爪
喉が渇いてたまらなくなる時なんて たぶん一度もなかっただろう
飼いならされ鳴けばいつも 満たされるまで与えられて
そんな美しい君には 重い鎖が絡まっていた
身体を開いて僕にもとに駆けておいで
きっと本当の自分が見つかるから
心を開いて夢を見ながら翔んでおいで
きっとここに自由が見つかるから
金色の砂に身を埋めていても 指先まで凍えていた
なめらかに彩られた唇さえも震えていた
禁断症状に狂い出したら 跡がつくほど縛り上げてあげるから
身体を開いて僕にもとに駆けておいで
きっと本当の自分が見つかるから
心を開いて夢を見ながら翔んでおいで
きっとここに自由が見つかるから
きっとここに自由という名の楽園があるから

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学
- 2006/05/09(火) 18:14:34|
- 妄想
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イルカの楽園
うねる青い波間を あなたが見えなくなるまで泳いだ
痛みを振り切れるまで イルカたちと南の島まで旅しよう
温かい風の中で 口ずさんでしまうのは
幸せな愛の歌 叶わなかった夢
白い雲から涙が降り落ちて 肩まで伸びた髪を濡らす
指輪の跡が消えてゆく
水のように流れて 何処に行ってしまうの?
離れてからもうどれだけ遠くに漂っているの?
暗い水底に沈まないように 大きな帆を立てて
痛みを振り切れるまで イルカたちと南の島まで旅しよう
背の高いヤシの木に登って 楽園を見渡そう

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学
- 2006/05/03(水) 17:18:29|
- 恋愛
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何も無い夜
音も無く散ってゆく花びらみたい 睫毛の先をかすめた小さなしずく
何もいわないのね?心がわからない
雲にかすんだ月が ひっそり浮かんでた
愛を確かめたくて シャツの裾引いてみるけど
凍りついたみたいに 夜に見とれてる
くわえたタバコに火もつけないままに 差し込んだ月光が動いてゆくだけ
ひとつのため息と 星のささやきと
こんな何も無い夜の はかない夢の中
爪を立てたガラスを 吐息で温めてみるけど
触れた唇だけは いつも凍えてた

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学
- 2006/05/02(火) 11:07:36|
- 夜
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